ひとめ海を見ようと港へやってきた町ネズミのガンバは、残虐非道な白イタチのノロイによって故郷が全滅の危機にさらされているという島ネズミの忠太と出会い、仲間となった港ネズミたちとともにノロイを倒す旅に出かける。
斎藤惇夫の児童文学小説『冒険者たち ガンバと十五匹の仲間たち』を原作に、『あしたのジョー』『家なき子』などの名匠・出崎統監督が手がけた冒険TVアニメーション不朽の名作全26話をDVD-BOX化。中心となるのはかわいくデフォルメされた個性豊かなネズミたちの友情と冒険劇だが、時折ドラマはかなりハードな展開を示すこともあり、またラフでワイルドな画はアグレッシヴ感を増大させるなど、いわゆる他の名作文学アニメとは一線を画した魅力的なものとなっている。初放映から30年の歳月を経た今観直しても、古めかしさなど微塵も感じられず、むしろ今のアニメにはない演出のスケール感などには圧倒されっぱなしである。野沢雅子ら声優陣の好演も忘れがたい。(増當竜也)
シッポり立てろ!!
ノロイがとにかく怖いです。ゴジラの巨大鮒虫と同じくらい小さい頃のトラウマになりました。今どきの子供にこそ見せたい作品!
5歳の息子が見ているTVアニメは何だかバトルばかり、ストーリーも薄っぺらでひどいものが少なくありません。
自分が小さい頃見ていたアニメはもっと夢中にさせる魅力があったはずだと思い、中でもその代表的存在であるこの作品のDVDを購入しました。
荒っぽい手描きのセル画が今どきのCG慣れした目にどう映るのか、という不安が正直ありましたが、それは見始めるとすぐに吹き飛びました。
息子は目を輝かせて見入り、1話見るごとに早くノロイが見たい(でも怖い...)と言います。
改めて見ると記憶にあった以上に息をつかせぬ速い展開、勇気・友情・正義とは?を強く問いかけるテーマに、当時夢中になった理由を再確認することができました。
最近の子供番組はゲームソフトや玩具のプロモーションの一環として作られる「大人の事情」があり、これがつまらない番組を増やしているように思えます。
さぁ、冒険だ! シッポを立てろっ!
もうこれは自分にとって核(コア)のような作品です。これを見て原作も読みました。
ガンバと未来少年コナンは自分の子供が物心ついたら絶対に見せたい作品です。
近頃は大人も子供も家でも携帯でもテレビゲーム天国ですが、自分もファミコン世代で偉そうな事は
言えませんが、ゲームの仮想世界の中で冒険したり、戦ったり、人を殺したりするなら
こういう作品を見た方が絶対想像力が広がると思うんですが。
思えば自分が小学生の頃は毎日が冒険だったような気がします。
知らない町の路地を自転車で駆け抜けたり、デパートでかくれんぼしたり。
デパート内にジュリーのカサブランカ・ダンディーが流れていたのを今でも憶えています。
今から思えばとても小さな事だけど、ドキドキワクワクの毎日だったように思います。
悲しいかな、歳と共にそういう事も殆どなくなりましたとさ。終わり。
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