口コミ・レビュー
この作品の醍醐味のひとつとして、零と枢という二大ヒーローがいて、どちらがヒロイン優姫と結ばれるか…という要素がかなりの比重を占めていると思います。今回優姫は零と決別してしまいましたが、このまま2度と会わないという事はさすがにないと思うし、思いたい。でもあまりにも紙数を割いた綺麗な別離だっただけに、一体どんな展開で二人は再び相まみえるのか、今後の展開が非常に気になります。一方枢の今後もとても気になります。ほとんど優姫の為だけに生きてきたかのように見える枢――今回優姫を公然と守れる立場をようやくにして手に入れた彼が、今後また優姫を手放す時が来たりしたら…と思うとそれも辛いし…。
ようやく学園編が終わったばかりで最終回まではまだ遠いようですが、三人がそれぞれ幸せになれるラストだといいなぁと願います。
吸血鬼と人間の共存を目指してつくられた黒主学園。
理事長の養女・優姫は、純血の吸血鬼・枢や吸血鬼に家族を殺され、自らも吸血鬼にされてしまった少年・零とともに穏やかに暮らしていた。
しかし純血種の吸血鬼たちの陰謀が動き始め、 繰り返し見せられる悪夢が、優姫の失われた記憶を目覚めさせようとし、枢はついに、優姫に牙を。。。
よみがえる優姫の幼いころの記憶。
そして明かされた枢との関係。
かわってしまった優姫を前に、零は。。
という怒涛の巻です。
まさかの展開。
よもや、こうくるとは。。思ってもみませんでした。
ちっちゃい優姫たちのほのぼの家族ぶりがかわいい。
けれど襲われて、、優姫と枢に面差しの似た御両親の決意が切ないです。
元老院や李土の魔の手が、おもわぬところにもはびこっていることも明らかになり。
次巻が待ち遠しいと思ったら、発行予定は来月(2008年11月)で、こちらにも驚かされました。(←嬉しいですが)
特別編も2本収録されています。
イチルと閑のお話と、零がひきとられたころのお話。
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